この業務で何が問題になるか
テレアポは、相手の反応に応じてその場でトークを変える必要があります。想定問答や切り返しの準備が甘いと、受付突破の段階で終わってしまったり、断り文句に対応できず商談化を逃したりします。準備にかける時間も、成果に影響するトーク力も担当者ごとに差が出やすい業務です。
従来どのように行っているか
一般的には、先輩社員の台本を流用したり、断り文句への切り返し集をExcelなどで蓄積したりして準備します。企業ごとの個別化(その会社の事業内容に触れた導入トークなど)は、担当者が個別に調べて手作業で差し込むことが多いやり方です。
AIでどこまで自動化できるか
生成AIは想定問答や切り返しのパターン生成を得意としますが、汎用的な内容だけでは相手に響きにくくなります。企業固有の事実(事業内容・最近の動き)をトークの中に差し込むには、事前の企業調査と組み合わせる設計が必要です。
営業ラクダでできること
営業ラクダは、企業分析の結果をもとに、企業ごとのテレアポスクリプトを対話フロー形式で生成します。読み上げるトークだけでなく、相手の応答(A/B/Cなど)によって次に進む内容が分岐する構成で、受付突破からアポ打診、資料送付後のフォローアップまでをカバーします。
| # | 見出し | 場面 |
|---|---|---|
| 0 | かける先 | 架電前 |
| 1 | 呼び出す相手 | 架電前 |
| 2 | この会社の事実(トークの差し替え用) | 架電前 |
| 3 | 価格の即答ライン | 架電前 |
| 4 | 注意 | 架電前 |
| 5 | 導入 | 通話中 |
| 6 | 興味喚起・価値提案 | 通話中 |
| 7 | 会社・製品確認 | 通話中 |
| 8 | 課題・ニーズ確認(SPIN) | 通話中 |
| 9 | 解決策提案(USP) | 通話中 |
| 10 | アポ打診 | 通話中 |
| 11 | 想定Q&Aと切り返し | 通話中 |
| 12 | つながらない時 | 通話中 |
| 13 | フォローアップ(資料送付後の再架電) | 後日 |
| 14 | 有効商談の定義(セルフチェック) | 通話後 |
| 15 | ポイント解説 | 付録 |
実際の処理フロー
- 対象企業の企業分析を完了させる
- テレアポスクリプト作成を実行する
- 実行ボタンを押すと、対象件数と推定処理時間(過去実績があれば「実績より」、無ければ「目安」)を確認ダイアログで確認する
- 「実行する」を押すと処理が始まる。ブラウザや画面を閉じても、サーバー側で最後まで処理が継続する
- 画面を開いている間は「◯/◯件 完了・残り約◯分・処理中: 会社名」の進捗が表示され、画面を開き直しても進捗は自動で復元される
- 完了するとログインメールアドレス宛に完了通知が届く(対象件数・成功/失敗の内訳・失敗した会社名を先頭5件まで記載)。失敗した企業は選び直して再実行できる
完成したスクリプトは画面で閲覧しながら架電できるほか、PDF・PowerPoint・テキストで出力して紙やタブレットでも使えます。
出力例
見出し0(かける先)から15(ポイント解説)まで、架電前の準備事項・通話中の分岐トーク・通話後のセルフチェックまでを1つの台本にまとめます。「この会社の事実」の欄には、企業分析で確認できた具体的な情報が差し込まれます。
架空企業のテレアポスクリプトサンプルは /examples/teleapo-script で確認できます。
向いている企業
- 電話でのアプローチを主要なチャネルとして使う営業組織
- 新人にも一定水準のトークを持たせて、テレアポの成果を担当者に依存させたくない企業
- 断り文句への切り返しを標準化・言語化したい企業
向いていない企業
- 企業リストの販売・自動収集は行いません。すでにお持ちのリストをCSVで取り込むか、1社ずつ登録して使います。
- 営業メール・問い合わせフォームの送信は行いません。企業を理解し、提案の中身を資料として用意するところまでを担います。
- 紹介や対面中心で、電話でのアプローチをそもそも行わない営業スタイル
よくある質問
スクリプト通りに話さないといけませんか?
- 台本は準備の土台です。相手の反応によって用意された分岐(A/B/Cなど)を選びながら進める前提で作られていますが、実際の会話は台本を参考にしつつ担当者の判断で進めていただけます。
企業ごとに毎回作り直す必要がありますか?
- 企業分析の結果が変わらない限り、同じ台本を使い続けられます。企業分析をやり直すと、紐づくテレアポスクリプトはクリアされるため、必要に応じて作り直してください。
受付突破のトークだけ確認したい場合は?
- 台本は見出し0〜15で構成されており、画面上で該当箇所を確認できます。受付突破に関する内容は見出し5(導入)以降に含まれます。
