この業務で何が問題になるか
提案資料を1社ごとに作ると、相手に合わせた提案ができる一方で作成に時間がかかります。テンプレートを使い回すと作成は速くなりますが、企業固有の事情が反映されず、提案の説得力が下がります。担当者によって資料の作り込み具合にばらつきが出ることも問題です。
従来どのように行っているか
一般的には、過去の提案書をコピーして企業名や一部の文言を差し替えるか、重要な商談だけゼロから作成します。企業固有の情報(事業内容・課題・競合)を反映させるには、担当者が事前に調べた内容を資料へ手作業で書き込む必要があります。
AIでどこまで自動化できるか
生成AIは文章作成そのものは得意ですが、企業固有の事実を正しく反映させるには、裏付けとなる調査データが必要です。調査と文章生成を別々に行うと情報が古くなったりずれたりするため、企業分析の結果を直接提案資料の生成に使う設計が有効です。
営業ラクダでできること
営業ラクダは、企業分析の結果をもとに提案資料(26セクション)を生成します。第1部は社内向けの営業戦略(社内準備編18セクション)、第2部は顧客にそのまま提出できる提案書(8セクション)です。提案書の導入事例は、商材マスタに登録した事例のみを使い、創作しません。PowerPointはデザインを5種類のプリセットから選んで出力できます。
| # | セクション | 主な内容 |
|---|---|---|
| 1 | ご挨拶 | 冒頭の挨拶文 |
| 2 | 貴社の現状と課題仮説 | 現状の要約/課題仮説 |
| 3 | ご提案 | 提案ヘッドライン/提案ポイント(商材による解決) |
| 4 | 導入効果 | 期待できる成果の箇条書き |
| 5 | 導入事例 | 商材マスタの事例のみ(創作しない) |
| 6 | 価格・プラン | 概要/補足(商材マスタ由来。無ければ「別途お見積り」) |
| 7 | 導入の進め方 | 導入ステップ |
| 8 | 次のステップ | 商談後の次アクション |
実際の処理フロー
- 企業分析を完了させる(提案資料は企業分析の結果を土台にするため必須)
- 提案資料作成を実行する
- 実行ボタンを押すと、対象件数と推定処理時間(過去実績があれば「実績より」、無ければ「目安」)を確認ダイアログで確認する
- 「実行する」を押すと処理が始まる。ブラウザや画面を閉じても、サーバー側で最後まで処理が継続する
- 画面を開いている間は「◯/◯件 完了・残り約◯分・処理中: 会社名」の進捗が表示され、画面を開き直しても進捗は自動で復元される
- 完了するとログインメールアドレス宛に完了通知が届く(対象件数・成功/失敗の内訳・失敗した会社名を先頭5件まで記載)。失敗した企業は選び直して再実行できる
企業分析をやり直すと、その企業に紐づく提案資料はクリアされます(実行前に確認ダイアログが表示されます)。
出力例
顧客提出用の提案書(第2部)は、ご挨拶から次のステップまでの8セクション構成です。PDF・テキストは社内準備編を含む全文、スライド・PowerPointは顧客提出編の8セクションのみを出力します。
- PDF: 資料全文をそのまま出力。社内共有や商談前の読み込みに使う
- PowerPoint: 提案スライドとして出力し、商談にそのまま持っていける(配色は5種類から選択可)
- テキスト形式: 本文をテキストファイルで保存し、既存の提案書へそのまま貼り付けられる
架空企業の提案書サンプルは /examples/proposal で確認できます。
向いている企業
- 個社ごとに提案内容を変える必要がある、単価の高いBtoB商材を扱う企業
- 複数商材を扱い、商材ごとに提案書を作り分けたい企業
- 提案書の作成品質を担当者間で揃えたい営業組織
向いていない企業
- 企業リストの販売・自動収集は行いません。すでにお持ちのリストをCSVで取り込むか、1社ずつ登録して使います。
- 営業メール・問い合わせフォームの送信は行いません。企業を理解し、提案の中身を資料として用意するところまでを担います。
- 定型の1枚チラシで足りる低単価商材など、企業ごとの提案書自体が不要な営業スタイル
よくある質問
導入事例は自動で作られますか?
- 作りません。提案書の導入事例セクションには、商材マスタに登録済みの事例のみを掲載します。実在しない事例を創作することはありません。
価格の記載はどうなりますか?
- 商材マスタに登録した価格情報をもとに記載します。価格情報が未登録の場合は「別途お見積り」と表示されます。
提案資料の一部だけ修正したい場合は最初から作り直しですか?
- いいえ。セクション単位で作り直せるため、資料全体を再生成せずに一部だけ更新できます。
