比較

CRM(顧客管理システム)と営業ラクダの違い

CRM(顧客管理システム)は既存・商談中の顧客との接点や対応履歴を一元管理するツールです。営業ラクダは接触前の企業を1社ずつ理解し、営業戦略・提案資料・テレアポ台本を用意する準備ツールで、CRMの代替ではありません。分析結果や対応状況はCSVで書き出し、既存のCRMに取り込んで併用します。

公開日

顧客フォルダの引き出しから1冊を抜く手

両者の位置づけ

CRMは、既存顧客や商談中の見込み客との接点・対応履歴・案件の進捗を一元管理し、関係を継続的に運用するためのシステムです。営業ラクダは、接触前の企業を1社ずつ理解し、営業戦略・提案資料・テレアポ台本という「準備」にあたる資料を作るツールです。担う工程が異なるため、どちらか一方を選ぶものではなく、営業ラクダで準備し、CRMで関係を管理する、という役割分担になります。

営業ラクダは企業単位のデータベースや案件管理機能を持たず、CRMは企業ごとの分析資料や提案書を自動生成する機能を一般的に持ちません。

13項目の比較表

営業ラクダとCRM(顧客管理システム)の比較
項目営業ラクダCRM(顧客管理システム)
主目的接触前の企業を理解し、営業準備の資料(戦略・提案・台本)を用意すること既存・商談中の顧客との接点や商談履歴を一元管理し、関係を継続的に運用すること
対象業務新規開拓の準備工程(調査・戦略立案・資料作成)商談管理・顧客対応履歴の記録・契約後のフォローなど、接触後から契約後までの業務
データ収集公的データベース8種と公開Web情報24の情報源を企業ごとに自動で収集営業担当者が商談内容や対応履歴を手入力で記録するのが基本
企業分析事実と仮説を分けた9章構成の企業分析資料を自動生成製品により異なる(要確認)。企業単位の分析資料生成を主機能とする製品は一般的ではない
営業戦略生成企業ごとの営業戦略(社内準備編18セクション)を自動生成一般的には持たない(案件のメモ・タグ機能が中心)
個別提案生成企業ごとの提案書(顧客提出用8セクション)を自動生成一般的には持たない
営業リスト作成行わない(手持ちリストをCSV取込)行わない(既存の顧客・商談データを管理する用途のため)
情報ソース公的データベース8種+Web公開情報24の情報源主に自社で入力した顧客情報・商談履歴・過去のやり取り
出力形式PDF・PowerPoint・テキスト画面上の顧客管理台帳・レポート機能(製品により異なる)
料金問い合わせ制(ご利用規模に応じて月間の分析企業数の上限が変わる)製品・契約プランにより異なる(要確認)
対象企業新規開拓を行うBtoB企業全般既存顧客との関係を組織的に管理したいBtoB企業全般
向いているケース接触前に1社ずつ深く理解し、提案の質とスピードを上げたい場合商談・顧客対応の履歴を組織で一元管理し、担当者間の引き継ぎや抜け漏れを防ぎたい場合
向いていないケース契約後の顧客対応履歴やタスク管理をしたい場合(CRMの役割)接触前の企業を自動で分析し、提案資料まで自動生成したい場合(営業ラクダの役割)

表内の「製品により異なる」「要確認」は、特定の製品を指さず、CRM製品全般で機能・料金体系が一様ではないことを示しています。個別製品の詳細は各提供事業者にご確認ください。

営業ラクダが向いているケース

  • 営業先企業が決まっている、またはリストを持っているが、1社ごとの理解や提案準備に時間がかかっている場合
  • 商材ごとに営業戦略や提案書を作り分けたい場合
  • 担当者によって準備の質がばらつくのを、統一フォーマットの資料で防ぎたい場合

CRMが向いているケース

  • 商談中の案件や過去のやり取りを、組織全体で一元管理したい場合
  • 契約後の顧客対応・問い合わせ履歴を継続的に記録し、担当者交代時も引き継ぎたい場合
  • 案件の進捗や売上見込みをダッシュボードで可視化したい場合

併用パターン

営業ラクダで企業分析・提案資料を作成し、分析結果や対応状況をCSVで書き出して既存のCRMに取り込む、という流れが基本の併用パターンです。接触前の準備は営業ラクダ、接触後の関係管理はCRMという役割分担になります。

CRM(顧客管理システム)に関する記述は、2026/09/11時点で公式サイトを確認した内容に基づきます。最新の仕様・料金は各社の公式サイトでご確認ください。 確認した出典: 営業ラクダ公式サイト

よくある質問

営業ラクダを導入すれば、CRMは不要になりますか?

いいえ。営業ラクダは接触前の企業分析と提案準備に特化したツールで、契約後の顧客対応履歴や商談管理を担うCRMの代替にはなりません。分析結果や対応状況はCSVで書き出せるため、既存のCRMやスプレッドシートに取り込んで併用いただけます。

営業ラクダで作った分析結果をCRMに取り込めますか?

企業分析資料の内容や対応状況はCSVで書き出せます。取り込み方法はお使いのCRMの仕様によります。

CRM導入前でも営業ラクダは使えますか?

使えます。営業ラクダは企業リストをCSVで取り込むか1社ずつ登録して使う仕組みのため、CRMの有無に関わらず企業分析・提案資料の作成を始められます。

営業準備の質を、担当者に依存させない。

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